ディズニーのアナと雪の女王の日本語訳はおかしい


いまさらDVD見たけどもw、もう全般に変すぎて興ざめもはななだしかったなあ。

ひどすぎるw。

第一、日本の子供たちが「ありのままで」っていう日本語の歌、すごく前向きな歌なんだけど、あれを喜んで歌ってるのが、状況的に変すぎる。あれは、とりあえず逃亡しているわけで、子供たちに歌わせるような状況じゃないとしか思えないw。にもかかわらず。

それはおいといて、あとたとえば、舞踏会でアナとエルサが物心ついて始めてフランクに話す場面。
エルサが立ち位置に困ったアナに、ハイ、って挨拶する場面。

日本語訳だと、エルサが「元気?」って尋ねていて、これ、根本的に違う。即座にお互いに親しく話そうとしているセリフ回しになってしまっていて、過去の二人の歴史の流れが無いことになった結果になっているから、ストーリーが完全に壊れてしまっていたりするのだ。

英語版では、まずエルサが「こんにちわ」とよそ行きの挨拶をするのだ。すると、アナが物心ついて初めて話しかけられたものの、今まで長年無視されてきた歴史があるので、つい「えっと、私ですか?(挨拶してらっしゃいますが、それは私にですか?)」と尋ね返す場面。言ってみれば、瞬時の出来事だけども、これはディスコミュニケーションの瞬間だから、それは逆にとてもおいしい瞬間、おいしい場面なのだよ。どうするのか!主人公はああああ!的なw それで結局、その直後に返す刀でアナも「ハイ」を言い返すのだが、これがまた、キチンとわざわざ親切丁寧にsay hiをする。この細かい瞬間に、観客はアナの人間としての素養の確からしさを直感し、アナを好きになるように映画ができている、英語版ではだけどさ・・・。

あ〜、とにかく、ひどすぎてひどすぎて、オレ的には困るなあ〜w
いやw別に日本語版を見るのをやめればいいんであって、困る必要もないんだけどさw

まあ、元のディズニー映画とは全然違う歌へと、勝手放題に書き換えてしまって、日本中で大ヒットしたというわけで、これは狙ってやったとしか思えない確信犯な世界なわけでw、つまり日本国民が絶対に英語原作を懐かしがりはしないという絶対則を見抜きに見抜いた上での勝手放題な書き換えでw。逆にオレタチ日本国民も、英語の映画を題材に日本だけにしか通用しない独自の歌で、内輪で大盛り上がりをしたという常々の島国根性w・・・ということで、売れたんだからいいじゃんwみんなハッピーじゃんw英語の原作ってなに?w英語全然わかんないんだけどwと、まあ、そういうぬるま湯ってこれはこれで気持ちいいからいいけどねwwwww。

ディズニーアメリカも、日本での興行チームも、この歌詞で大ヒットだけにウハウハって感じなんでしょうなw。内容?ま、とりあえずどーでもいいんじゃね?的なw。それはそれでOKなんじゃないでしょうかw。

ちなみに、ぼく的には日本版let it goは違和感の塊だったんだけど、実は、あの超ネガティブな歌をポジティブに逆解釈して、元気一杯前向きに歌っている曲は、英語でもあるんだよねw。以下ですw。

Demi Lovato レットイットゴー ユーチューブ