酵母菌の突然変異、マダガスカルのキツネザルの進化


今日はお久さしにのんびりテレビなんか見てたんだけどね、、、

焼酎を造る酵母菌には、河内菌というのがあって、オスメスの交配がない。自己増殖(クローン増殖)しかしない酵母菌を、紫外線に当てたり、加熱したり、ストレスを強く与えるとランダムに酵母菌のDNAが突然変異するらしいので、その実験を続けた結果、ランダムな突然変異の中から、薩摩芋焼酎に適した突然変異をようやくめっけた・・という番組を見てですなw。んで、続いてw

マダガスカルキツネザルは、人間の入植によって狭められた生活エリアで少ない食料を食い分けるため、進化したと。竹を食べるキツネザルの中から、竹の葉の根元を食べるキツネザル、竹の幹の柔らかい所を食べるキツネザル、竹の子(致死量を大きく超える青酸カリ含む)を食べるキツネザル、に別れて進化したらしい。っつー番組をみたのですよw。

僕は、次のテーマにとても感心があって、このブログのこのページ、グレートジャーニー 金髪はなぜ金髪なのか(おぼえがき) - php happy lifeを時々編集して書き続けてるんだけど、、、

ようするに、7万年前っていう、キリストさんの2000年前のたった35倍程度しか過去でない過去に、単一だった褐色の皮膚の色や目の色、毛の色、体型の違いが、どうして出来たのさ?と。そういう内容。

暑ければ肌の色が黒くなる。これは白人でも黄色でも黒人でも同じ。だから、みんな黒人になるなら分かるけれど?

色が濃い相手と交配すれば消えてしまいやすい金髪・青い眼というアルピノ型が何故多数を占める民族が発生したのか?。・・というテーマさw。だから「そうか。生き物ってストレスが掛かると簡単にDNA突然変異を起こすんだな」と感心したw。

キツネザル酵母菌も、簡単に突然変異するんだなー。でもそれは、ほんとに見えるか見えないかの僅かな突然変異が、長い時間のうちに、群れのそれぞれのサルに個別に少しづつ蓄積して、さらに交配によって強調される。それも少しづつ。そうしながらも同時に、目に見えないほど微小で僅かな突然変異も、群れの中の個々のサルにおいて、それぞれ独自にストレスによって蓄積され、またこれが自由交配していく。そうすると、長い時間を経てフタを開けてみると、まったく違うサルに変わっちゃっていた・・・

みたいな「想像」ができるw

個々のサルが、個々に微小で僅かなDNAの突然変異を起こし、それが自由交配によって強調される。そして長い間それを持続する。つまり、外見上は、群れ全体がなだらかに、少しづつ、群れのサルの姿として変化をしていく。群れ全体が少しづつ。

なんだかそんな様子がリアリティがあるねw

ただ、青酸カリを含む植物を食べなくては食べるものがない、というストレス環境など、強烈極まりない環境の場合は、青酸カリで早死にするサルも多く、そこで交配の組み合わせ調整・淘汰・変化はあったかもしれないとは思いながらも。。。。それも少し演出過剰な気がするねw。たとえば人間でそれをやればどうなるだろう。2000人に青酸カリ植物を食わすw。そうすると2人や3人は食えるのだろうか?。いや、みんなが死ぬ事をして生き残れる奴はいないw。大抵の場合w。医療だってそうでしょ。みんなに効く薬は基本的にみんなに効果があるんだよ。例外っていうほどの例外はないんだ。おおよその場合はw。・・・科学・化学だからね。人体も。

最初の頃は食い物が無いものだからやむを得ず、下痢する程度に青酸カリ性の植物を食ってて、そうやって世代交代していく内に、なだらかにDNAが変化し、群れ全体として、少しづつ青酸カリを食える体質に、長い時代を経て変化した。青酸カリ食える量が増えてくると、どんどん食うんだw。ハラ減ってるから。

つまり、突然変異したサルだけが生き残り子を成して群れを作ったっていう説よりも、群れ全体がなだらかに長い時代を経て少しづつ変化した・・・っていう方がリアリティがあるよなw