グレートジャーニー 金髪はなぜ金髪なのか(おぼえがき)



なぜ青い目なのか?について覚書として自分で調べて考えてみる独自案ですw。しかも編集中ですw




僕はなぜなんだろうか、どうして金髪と青い目なんていう形質の民族がいるのか興味があるんだ。

1.金色の髪は良い色なので(笑)。うらやましい。2.そのうらやましい金色の髪は遺伝では劣勢遺伝では?そもそもどうやって劣勢遺伝の形質があんなに大人数居るんだろう?・・・という疑問。

そんな感じかな、大枠の疑問として。



人間の肌や髪の色は、基本ブラウン系グラデーション。黒に見えるのはこげ茶の濃い色。黒人。白い肌はベージュ。限りなく白に近いだけ。透けちゃえば毛細血管の赤が表面に出て赤い肌だ。白人。その中間色が黄色人種。日焼けすれば黒人に近いぐらいに黒くなり、そして東北美人の肌の白さは白人に近い。どれもがベージュ・ブラウンのグラデーションの一環だということ。

金髪も、茶色を脱色するとベージュになる。これが髪の油で輝けば反射が加わって金色っていう内容なだけだよね。

例えば東北色白餅肌美人とかさ、アルビノではないんだよね。not アルビノ。白人も、一応同じ。あくまでもノーマルなんですよ。要は、メラミン色素のシステムはノーマルに稼動はしてるわけ。

ブラウン系グラデーションが基本って言うけどさ、それってつまり暖色系グラデーションって意味になるじゃんか。

でも青い目っていうのは、簡潔に寒色系じゃん。これも個人的にだけど不思議だったんだよね。アルビノならウサギみたいに真っ赤な目の玉じゃないと。。。

ところが、実際には、人間っていう動物は、アルビノになって色素が抜けると、めんたまは青いのが普通なんですよねw。たぶん。

・・・これは知らなかったんだ。






ただ、金髪も青い眼も、劣勢遺伝。どちらかと言うと、遺伝で負けて消える形質。なのにどうやったらアレが多数増え得たんだろうね。。。






「白人と黒人が結婚して出来た子」も「日本人と黒人が結婚して出来た子」も、黒人っぽい色になる。メラミン色素を多く持ってる濃い色の方が優性的に遺伝する。

人類はもともと全員漏れなく褐色の肌・褐色の毛色・褐色の瞳だったそうですよ。褐色。グレートジャーニーによれば。要約するとw、そもそも白人なんて居なかったわけですわw。どっちかってーと、日本人的な人だったわけですよねw。






遺伝で濃い色に負けちゃうのならば、大体最初から、金髪・青い目・脱色系白い肌が「多数派」の「民族」は発生しない筈だよね。白いのが生まれても、濃い色との結婚でその子孫は濃い色になるからさ。






逆にアフリカで黒人ばかりの民族が出来るっていうのは分かりやすい。褐色よりもさらに濃い色に変化した奴が生まれたとして、それが子供を作ると、子供の代では、より濃い色が勝っちゃうから、世代を追うごとにどんどん濃い色の民族に変わっちゃう。
これは分かりやすい推移ですよね。。。




でも白人の場合は、もともと褐色の肌・褐色の瞳・褐色の毛色だったのに、その後、薄い色が代を追って濃い色を遺伝で排除して全体を席巻しちゃった訳でしょ。ここが疑問なんだよね。あり得ないような気がしてさ。




例えば日本が高齢化少子社会だからって、アフリカやフィリピンから色黒や黒人さんの女性を多数移民させると仮定する。日本の結婚適齢男性の人口の、3分の1程度の人数の黒人女性を、要するに「嫁取り」で移民させましたと。そうすると、何世代目か後の日本人は、ほとんど黒人のような姿を持つ民族に変わっちゃうわけですさ。

気質も変わっちゃうだろうけどねw。もはや物理的には、歴史的日本人ではないのだっつーかさ。







逆に、金髪・青い目・白い肌の白人女性に限って、「嫁取り」として日本に移住させたとすると、何世代目かには日本は金髪・青い目・脱色系白い肌の姿を持つ民族に変化しちゃうって、なるか?というと、、、、、ならないような気がするよねw。濃い色の方が遺伝で残るから。









(1)シロクマはどうして白くなったんだ?


シロクマはヒグマから派生した最近の新種らしい。ヒグマはブラウンの髪・黒い瞳、そこから白いシロクマは分岐した。これって、白人みたいじゃんか。

最近の野生の世界で、シロクマとヒグマが生息域境界線で出会って子供を作っちゃったり。その子供は白茶の大まだらだったりする。ツートーンカラーだ。かなり薄い茶色だったり。シロクマの白い色は、交配で淘汰されにくいって事だねー。だからもともと茶色だったヒグマの社会の中でも、白い色が増えやすいのではないだろうか。突然変異の白いクマが出たとして、茶色のクマの中で白いクマがその数を増やしたのは分かりやすいような気が。

(2)人間の場合、白人の「白」遺伝子はなんで初期的に増加できたんだ?


これがいくら考えてもわけがわからんw。とにかくハッキリしてるのは、7万年前(西暦ACの2000年間を35回繰り返しただけの短期間なんだけど)、7万年前、人間は発祥の地・東アフリカだけに生息していて、全員ブラウンの肌・瞳・髪体毛だったことは、ハッキリしてるらしい。

その後ヨーロッパでだけ、ブラウン系の体毛、褐色の肌、褐色の瞳だった人間集団がいつの間にか、白い肌、金髪、青い瞳、の人間集団に変化したわけ。金髪青い目は本来、交配で無くなって、ブラウン系のままになる筈でしょ? どうやって数を増やしたの?これがまったく分からんw どう考えても、ミッション・インポシブルなんじゃないの。

だから、自分でぐぐって考えてみよう!
(あくまでも僕の個人的な考えとしてw)


(3a)たった7万年前の僕らに毛や目の色の違いはない


7万年前と言えば、西暦2000年の「2000年」をたった35回リピートしただけの短期間だ。

その7万年前、地球はもう今の大陸の構成に非常に近い大陸の構成だった。僕ら人間(ホモサピエンス)は、人類発祥の地であるところの、とある東アフリカの森にだけ生息していた。たった7万年前でしかないので、人間(ホモサピエンス)は、今の僕らと同じ姿をしていた。全員、体毛は褐色で、全員、ひとみも褐色で、全員、肌の色も褐色だった。それ以外の色の奴はいなかった。人種の違いはなかったわけ。もともと褐色の毛のサルだったんじゃないだろうかねw

人間(ホモサピエンス)は、それまでの肉食化と二足歩行によって、現在の僕らと同じ能力と姿に進化した経緯がある、という説がある。猿のくせに肉食、ということによって脳が肥大化する高タンパクなエネルギーを得ていた、という説だ。要するに、人間は肉食だった。狩りをしてたわけ。サル族出身のくせに肉食メイン。どんな猿やねんというですね。危険な猿ですな。

だから、いわゆる「農業」などは存在していなかった。米も小麦も芋もトウモロコシも知らなかった。穀物無縁で、狩によって動物の肉を食べ、木の芽や木の実、貝や魚を食べていた。穀物農業という安定食料供給が無いと、よほど食糧不足による子供の餓死が多かったんだろうなと思う。だから今のように人口増加しなかっただろう、となる。人口小数推移だったわけですよw。子供が餓死して人口増えない。そして「肉食」。

そんな、ずいぶんと珍しいサルだ。神さんの意思によって少数精鋭での進化強要を受けた猿だったわけですかねw。もともとの人間は。いやw神さんっていうのは宗教云々なんかじゃなくてさ、要するに「人為的意思によらず」っていう意味の事を言いたいだけなんですがねw。昨今DNAクローンで倫理がどうだとか、いろいろあるので、ここでは敢えて、こういう言い回しをしてみたんですけどねw。

(3b)7万年前よりずっと昔、NHK「病の起源」によれば700万年も昔、人間はチンパンジーだった。


今までは上記で、たった7万年前の今と変わらぬ人間様の話(東アフリカだけに住んでいたけど)、その話をしていたけど、今度は700万年前に遡ってみよう。7万年前と言えば今と変わらない非常に近い過去なんだけど、700万年前とも昔となると、それはもう、天文学的大昔ってイメージだ。人間は完全にチンパンジーだった。・・・この辺りを、NHKの「病の起源」2013年5月19日放送分「がん〜人類進化が生んだ病〜」を参考にしながら進めてみよう。

NHK病の起源によれば、チンパンジーと人間が分かれたのが700万年前なのだそうだ。つまり、そこまでは人間とチンパンジーは同じ種族の、単なるチンパンジーだったわけね。このチンプス=ヒューマンズの頃は、今の人間社会のように、男が外で働いて妻子に食い物を持って帰ってきて、オスが妻子を養うって事が無かったんだってさ。まあチンプス=ヒューマンズって事は、人間が単純に「チンパンジー」だったんだけど。

(3c)NHK「病の起源」。人間は生殖システムを変えて大きくチンパンジーから進化した。


700万年前は人間はチンパンジーだったので、生殖システムが今と違うわけ。人間(=チンパンジー)には発情期があったんだよね。NHKはハッキリとは説明しないんだけど、文脈から推察すれば、発情期ってのは何だと言えば、年に1度等の発情期の時期だけ、精子卵子を作る、それ以外の殆どは作らない。そして発情期、メスは、妊娠出来る事をオスにアピールするため、メス生殖器が大きく腫れて巨大化し、遠目にも生殖器が巨大に目立つ状態になる事。。。だろうと思うんだけど。それで良いのかな?。犬だとメス犬の生殖器からフェロモンが出るんだよね・・・半径2km以内までは香るぐらい強烈なんだそうだよ。。。

ところが今の人間は違うわけ。毎日精子は作って常時放出体制。卵子も何と月に一度は排卵してる。そして次が重要な点。人間のメスは妊娠可能な性行為が出来る事を、人間のオスにアピールするために、女性生殖器を一時的に巨大化させたりはしない。外見上、メスが妊娠可能な状態なのか、性交しても妊娠不可能な日なのか、外見上分からない、秘密なのだ、という珍しい特徴を、人間は持っている。

NHK説の文脈を読むと、おそらくという感じなんだけど、つまり、人間はチンパンジーから別れた時に、サルとしては異例の、狩りをする肉食獣だったわけ。これは遠方まで常時狩りに出かけるという、激しい攻撃性を必要とする。肉食獣レベルの攻撃性であって、チンパンジーの攻撃性よりもずっと激しいのだろう。

(3d)NHK「病の起源」。人間はメスがオスに対して妊娠可能日を秘密にする。これによって特殊な細胞分裂増殖能力が必要になった。


この狩りや戦いを担当したのが男。で、女は妊娠可能不可能を外見上分からないように、秘密にするように、体の構造を変えて、常時男女の関係を保ち、オスから肉を受け取って生活する。男は女がいつ妊娠可能か分からないので常に自分の女にしておく。このようにして、オスはメスから「夫」「父親」の義務を果たすように命ぜられてしまう事になるwww。オスはメスを手に入れ、家庭をメスに任せて、外で危険な狩りをして戦う事に専念しながら、毎日メスと性交する。

何が違うかというと、チンパンジー精子卵子を発情期だけに作って放出する。結果、チンパンジー精子細胞を、常時、増殖させ続けるDNAシステムを持ってない。だけど、人間は毎日精子を膨大数作る細胞分裂システムを持っている。。。という点が違うのだ。

(3d)木の芽喰ってたサルだったが、狩りではライオンやワニ並の攻撃性が必要になった。そして、かくして出来た「父親」「夫」というシステム。


メスが排卵日をオスに秘密にし、いつ妊娠できるか分からなくなってしまったので、オスは毎日性行為をする。メスは楽勝でこれに応えるw。てなわけでw、メスもオスと男女関係を常態化させる。。。ということで、男は、外で命を危険にさらし怪我をしながら、持ち前の肉食獣クラスの攻撃性を使って、肉を狩りして、その成果を毎日メスの所へ持って帰る。自分の食い分を削ってまでも、メスや子と一緒に肉を喰う。

なんで命を掛けて大怪我しながら取った肉を自分以外に分け与えるのか分からないwwwのかどうかw。その問題点を乗り越えちゃうわけ。これが「夫」「父親」という世界だ。子供も、父親(人間のオス)が、妻子のセットとしてずっと養う。「夫」「父親」という「人間ならではのシステム」だね。これが出来上がった。ついでに、老いた親や孫も養うわけなんでしょうなw。

まとめると、人間というサルがチンパンジー世界から人間世界へと羽ばたくために、肉食によって高タンパクな飯を食い、脳を発達させねばならなかった。肉が必要というわけで、狩りにおいて人間はライオンやワニなどの肉食獣なみの攻撃性を必要とした。が、所詮はもともと果物喰いのサル。メスまでライオンやワニ等と同じ狩人としての攻撃性を求めるのは無理だった。

オッパイもあるし、妊娠もある。性格的な意味でも無理だった。そこで、オスがその攻撃者としての役割を果たさねばならないのだが。。。そうなると、メスはメスで排卵日を、オスに内緒にするように、メス自身の生殖器の構造を変化させたんだ。オスはさらにメスに合わせて射精のシステムを変えなければならなくなった。

(3e)NHK「病の起源」。人間のオスの精子毎日大量増殖生産DNAシステム。この細胞分裂大増殖システムは、癌細胞の増殖転移巨大化や、人間の脳が短期間の内に破壊的巨大化を遂げてチンパンジーとは別の動物へと進化した事、こういうことにも使用された。


メスがオスに排卵日を秘密にするように生殖器の構造を変化させた結果、発生した、人間のDNAに特徴的な、オスは毎日、精子細胞を大量に作り続ける、というDNA設計図。

この精子製造の細胞分裂・大増殖・遺伝子設計図が、人間に特に特徴的。この精子細胞増殖のためのDNA設計図を、人間は、そのほかの細胞に適用した。人間は進化のプロセスにおいて、今現在の人間の巨大で高性能な「脳」をも、この精子増殖DNA設計によって獲得した、という事らしい。つまり進化の過程で脳を極端に巨大化させたのも、この人間のオスの精子製造DNAシステムなのだ。

ちなみにNHKの番組は飽くまで癌がテーマなので、癌細胞も同時に、この精子増殖用の細胞増殖DNAシステムを用いて、癌が短期間にどんどん増殖する、という事に結局は言及していく。

(3e)NHK「病の起源」。コンピューターのプログラミングで言えば、毎日精子を多量に作り続ける細胞増殖システムは「外部モジュール」w。そのモジュールは、精子増殖のために開発されたが、今では、いろんなプログラミングの運行に使用されている。


分かりやすく言えばさw、精子毎日大量生産のDNA細胞体量増殖システムって、コンピュータープログラミングの世界で言えば、単なる「モジュール」なんだよなw。

精子製造でも、脳細胞の増殖でも、がん細胞の増殖でも、あらゆる細胞分裂の局面において、この細胞分裂大量増殖モジュールを、ついでに回すだけでさwww、細胞分裂は、精子毎日大量生産と同じ要領で、極度に猛烈になり、増殖し、細胞組織は巨大化するのだよ。癌細胞の転移と巨大化のように。脳の巨大化という進化のように。簡単に増殖を開始する。

これはつまり、プログラミングにおけるモジュールっていうもののさ、単なる活用ってだけのだねw。。。実に分かりやすいDNA話らしいんだw。NHKの行間を読めばだけどw。

(3f)人間がチンパンジーチンプスだった700万年前の話は終わり。7万年前の話に戻る。


その7万年ぐらい前(西暦2000年の2000年間×35回)、人間(ホモサピエンス)が生息する唯一の地域・東アフリカの温暖な森では、僕ら人間(ホモサピエンス)の人口が増えすぎていて、狩のチームが歩いて狩をして帰ってくる事が可能なエリアの獲物の動物数では、食い物が足りなくなっていた。

だから人間(ホモサピエンス)は、7万年前からは、人口が増えるたびに、一族衆単位で、一族を引き連れて、獲物の動物が豊富な遠い別天地を求めて、東アフリカの森から移動をした。2つか3つの一族がまとまって遠い地へ移動すれば、特に一族の若者は子作りにも困らなかった。

それからいくらか時が経つと、東アフリカの森から北方へ遠く離れた地、現在のアフガニスタンあたりには、人間(ホモサピエンス)の巨大な集落ができていた。現在のアフガニスタンあたりは、けっこう寒い地だった。当時は氷河期だったからだ。どうしてそんな寒い所へ移動したのか?と言えば、それは寒冷な雪の地域ほど、そこに暮らす動物達は大きい体を持っていたからだ。マンモス一頭を殺せば干し肉にして、沢山の人間が冬を越せた。大きな鹿を狩って干し肉にすれば、家族がしばらく飢えずに済んだ。

この時も、僕ら(ホモサピエンス)は、全員が褐色の毛・ひとみ・肌だった。それ以外の色のやつはいなかった。

僕ら人間(ホモサピエンス)は、東アフリカの森に加えて、生息域を広げていった。東アフリカの森から北上してエジプト、イラン、イラクを越えて、アフガニスタンへと。

(4)この時人間は人間以外の「人間のようなもの」と出会った(ここが疑問)

僕ら人間(ホモサピエンス)が、東アフリカの森から順次アフガニスタンまで拡散し、狩をして暮らしていた。それは例えば6万年前。実はそのはるか前、60万円前とも80万年前とも言われる過去に、東アフリカの森で僕らまだ人間(ホモサピエンス)になっていない段階で、世界中へと旅立っていったやつらがいた。例えばそれはネアンデルタール人だ。外見は人間そっくりなんだけど、これはいわゆる人間ではなかった。ネアンデルタール人は骨格上うまく喋れなかったり、歌を歌えなかったりした。僕ら人間(ホモサピエンス)は、6万年前後前に、人間の生まれ故郷・東アフリカの温暖な森を離れて寒い国へと獲物を追って北上した時、人間そっくりの人間でない種族と出会った。それが例えばネアンデルタール人だった。



http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article_enlarge.php?file_id=95961871


(以下全文抜粋 national geographic)
約3万2000年前にクロアチア北部のクラピナに住んでいた食人種として描かれているネアンデルタール人

 2008年8月に発表されたDNA解析の結果から、現生人類はネアンデルタール人と異種交配していなかった可能性が高いことが分かった。また、ネアンデルタール人の遺伝子プールには限りがあり、それが彼らの絶滅の要因になったとみられるという。
(以上全文抜粋 national geogaraphic)


・・・補足
・・・以前はDNA検査の結果、ネアンデルタール人と人類の交配があると認められた、とういうニュースだったと思うんだけど。。。今ナショナルジオグラフィックのサイトでは逆にDNA検査の結果交配は無かった、とまで断言してるけどさw・・・どうなってんだろうねw。


(5)そして人間は人間以外の「人間のようなもの」とで子孫を残した(ここは大疑問)

僕ら人間(ホモサピエンス)が寒冷な国アフガニスタンに大集落を作って暮らしていた頃、そのあたりには、どうも人間によく似た人間でない連中の集落があった。どうやら上手く喋れないし、僕らのように歌ったり出来ないようだった。僕ら人間(ホモサピエンス)の人口に比べれば、非常に僅かな人口?しかいないようだった。例えばネアンデルタール人だった。他の種類の人間によく似た人間でない生き物もいた。当時の僕ら人間(ホモサピエンス)には、全く人権意識?(一応相手は人間ではないので)は無かったので、多数派の僕ら人間(ホモサピエンス)は、彼ら人間によく似た人間でない者の部落を襲って支配したりしたのだろう。その人間によく似た人間でない者のメス(女性)を奴隷にして子を産ませまくったのだろう。例えばその人間によく似た人間でない者、例えばネアンデルタール人だけど、そのオスなんかは戦争の中で殺したり、奴隷にしたりもしたのだろう。。。人間同士でも同じ調子だった。

という訳で、アフガニスタンあたりで最初に、僕ら人間(ホモサピエンス)は、人間そっくりの人間で無い者と交雑した。その結果現在、僕ら人間(ホモサピエンス)のDNAでは、黒人と、黄色人種+白人とでは、DNAのほんの僅かな一部が異なる。特に免疫システム系で。白人と黄色人種は、この5〜6万年前のアフガニスタンあたりで、ネアンデルタール人その他の、人間によく似た人間でない者と、交雑したからだ。黒人はアフリカに留まっていて、人間によく似た人間でない者の生息するエリアに近づかなかった。黒人は、彼ら人間とよく似た人間でない者との間で子孫を残す事がなかった。

だから現在の医療でも、薬のある種類では、黒人に効く薬と、白人に効く薬が異なる。これは、白人と黄色人種が文化する前段階で、白人と黄色人種は、人間によく似た人間でない者と交わったからだった。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=95961871


(以下全文抜粋 national geographic)
ネアンデルタール人のゲノム情報が公開

2月12日、ネアンデルタール人のドラフトゲノム解析が終了した。まだ最初のドラフト版だが、この絶滅したヒト属が乳糖不耐症であったことや、現生人類と同等の基本的言語能力を備えていた可能性があることが示された。

 現生人類とネアンデルタール人系統樹は約45万年前に分岐しており、その後は両種の間で交雑はなかったか、あってもまれであったと考えられている。

 ネアンデルタール人は約3万年前に絶滅し、その後は現生人類が地球を引き継ぐかたちになった。しかし現生人類が生き延びて栄えた理由については、議論の決着がついていない。

 今回解読された塩基配列から、現生人類とネアンデルタール人のゲノムが99.5%同じであることが示された。今後、現生人類とネアンデルタール人のゲノム、そして現存している類人猿で最も人類に近いチンパンジーのゲノムを比較することで、現生人類を優位に立たせた遺伝子の変化を特定できるのではないかと期待されている。

ネアンデルタール人のゲノムから、現生人類が今のような人間になった理由がわかるだろう」と、ドイツのライプチヒにあるマックス・プランク進化人類学研究所に所属するジャン・ジャック・ユブラン氏は言う。同氏はゲノム解読プロジェクトの協力者である。

 動物の遺伝子は、遺伝子を組み合わせた“文字”で表現される塩基対で構成されている。この遺伝子によって、生物は毛の色から体の形状に至るさまざまな身体的特徴が決まるのだ。一方で、ゲノムは特定の種を特徴付ける遺伝子をフルセットにしたものである。

 ネアンデルタール人ゲノムの37億以上の塩基対は、約4年という月日をかけて配列が決定された。しかし遺伝情報の解読が終了したのは約60%の遺伝子だけだ。

 マックス・プランク研究所が12日に行った記者会見で発表された最初の解読結果から、現生人類とネアンデルタール人の興味深い類似を見て取ることができる。

 例えばこれまでの研究によると、ネアンデルタール人のDNAと現生人類との間では、FOXP2と呼ばれる“言語遺伝子”の同じバージョンが共有されている。「今回の調査結果はその研究を裏付けるものだ」と、チームを指揮するマックス・プランク研究所のスヴァンテ・ペーボ氏は述べている。

 この遺伝子は言語能力の発達に関与しているため、ネアンデルタール人は会話が可能だったということも考えられる。「言葉に関わる遺伝子がほかにも多数あるが、私たちと同様に発音できなかったという理由にはならない」と同氏は説明する。

 また、ゲノム解読により、成人のネアンデルタール人が乳糖を消化できなかったという証拠も積み上げられた。米国消化器病学会によると、アメリカの約5000万人の成人がこのような乳糖不耐症に悩まされているという。「ネアンデルタール人は、乳離れしたあとはミルクを飲めなかった」と同氏は主張する。

 今後も、脳の発達に関する遺伝子などで同じように比較検証を行う予定だという。

「現生人類に知的能力をもたらした多くの進化的変化は、比較的最近起こっていると考えられる。ネアンデルタール人にも同様の変化があるのか調べていくつもりだ」と、アメリカのウィスコンシン大学の人類学者ジョン・ホークス氏は今後の方針を示した。
(以上全文抜粋 national geogaraphic)


・・・補足
・・・以前はDNA検査の結果、ネアンデルタール人と人類の交配があると認められた、とういうニュースだったと・・・たしかそうだったとw思うんだけど。。。ここではさらにwどんなやねんwネアンデルタール人は会話が可能だったとまで書いているけどねw、そうなんかい、けどもだなw、もともと人間は高コミュニケーション能力、ネアンデルタールズは低コミュニケーション能力、その違いは遺伝子的なことが理由で口の形状が違っていて、ネアンデルタールズは上手に喋ったり歌ったり出来なかった事が違いで、生存競争の勝敗の白黒が明確になった!・・・とか言ってたんや〜んw。それはどうなった〜んw。。。。とまあ、そんな風に思ったりもするんだぜ・・・


(6)ネアンデルタール人は案外まともな「人間」(人間のような)だった

イラクで見つかったネアンデルタール人(人間によく似た人間でない者)の骨のまわりには花粉がたくさんあった。つまりそこは墓だった。花を沢山死んだ者の周りに置いてから、上から土を掛けたのだ。僕ら人間(ホモサピエンス)は、そのネアンデルタール人と交雑した訳だが、もしかしたら彼らの優しい性質をDNAとして受け継いでいるかもしれない。

(7)人間によく似た人間でない者と交雑した結果僕らはどうなったんだろう。

人間によく似た人間でない者は、もともと非常に寒冷なエリアで暮らしていたので、北上した僕ら人間(ホモサピエンス)が彼らと出会い、交雑した。この交雑後の僕ら人間(ホモサピエンス)の、毛・ひとみ・肌の色が、交雑前の褐色のまま変化がなかったのかどうなのか、は分からない。或いは、人間のような人間でない者は、もともと冬は雪の降る寒冷な地域を生息域にしていたのだから、皮膚の色が白かったかもしれない、目の色も青かったかもしれない、髪の色もベージュ(金髪)だったかもしれない。このあたりが僕には分からないw

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=95961871


(以下全文抜粋 national geographic)
DNAに関する新たな研究結果によると、ネアンデルタール人と現生人類は異種交配していなかったようだ。この研究では、ネアンデルタール人の集団が小規模だったことが絶滅の引き金になったこともわかった。

 ネアンデルタール人ミトコンドリアゲノムの配列解析が完了した。ミトコンドリアゲノムとは母親から代々受け継がれる遺伝情報だ。この解析は、クロアチアの洞窟で発見された3万8000年前のネアンデルタール人の大腿骨を用いて行われた。このたび解析されたのは13の遺伝子を構成する1万6565個のDNA塩基で、ネアンデルタール人のDNAとしては最長の解析となる。

 ミトコンドリアDNA(mtDNA)は、通常の“核”DNAに比べ、古代の遺骨から取り出しやすい。核DNAは細胞核の中に入っているが、ミトコンドリアは細胞中にたくさんあるからだ。「mtDNAゲノムは核ゲノムに比べてかなり小さいので、核ゲノムよりもずっと早く解析結果が分かる」と、研究の著者であるドイツのマックスプランク進化生物学研究所のリチャード・グリーン氏は説明する。

 今回の分析では、現生人類(ホモ・サピエンス)とネアンデルタール人に分かれる直前の共通の祖先が、80〜52万年前に存在していたことが示唆された。この結果は、以前にネアンデルタール人について行われた短いDNAの解析結果とも一致している。

 現生人類とは対照的に、ネアンデルタール人ミトコンドリアDNAには、突然変異による塩基の置換えが数多く見られた。しかし全体的にみると、ネアンデルタール人が経験した進化上の変化は比較的少なかったようだ。

 ネアンデルタール人のmtDNAで多数確認された突然変異から、自らの遺伝子プールの制限のために苦しんでいたことが考えられる。これはおそらく、ネアンデルタール人が当時ヨーロッパに住んでいたホモ・サピエンスに比べて小規模な集団で生活していたためとみられる。小規模な集団では、「進化上の有害な変化を排除する自然淘汰の力が若干弱まる」と前出のグリーン氏は語る。

 3万8000年前のヨーロッパにおいて、ネアンデルタール人の集団が1万人を超えることはなかったと推定されるという。「これがネアンデルタール人の絶滅要因となった可能性もある」と同氏は述べている。ネアンデルタール人はおよそ30万年前のヨーロッパに初めて出現し、その後、約3万5000年前には謎の絶滅を遂げている。3万5000年前といえば、現生人類がヨーロッパに到着した直後のことだ。

ネアンデルタール人の小規模集団のうち、いくつかは辛うじて生き延びていたと考えられる。その場合、その後に起こったわずかな生活の変化が絶滅の引き金となった可能性がある。その変化の一因としては、やはり現生人類の登場が想定される。別の大型人類の出現は、ネアンデルタール人にとって大きな変化だっただろう」と同氏は話す。

 ペンシルバニア州立大学の分子生物学者であるステファン・シュスター氏は、今回の研究には関わっていないが、次のようにコメントしている。「これまでにネアンデルタール人と現生人類の異種交配を主張する説は数多く出されてきたが、今回の研究結果でその論議にも終止符が打たれるだろう。これで少なくとも母系においてはネアンデルタール人と現生人類の混血を示す遺伝子マーカーがないことが分かった」。

 同氏はまた、「研究者らはネアンデルタール人のDNA分離作業をことのほか注意深く進めている」とも語った。「今回の研究では確実な分析結果を得るため、各塩基につき35回程度の配列解析が繰り返されている。人間のDNAが混入して分析結果がゆがまないように格別の注意が払われたということだ。これまでの実験ではこの点がウイークポイントになっていた」。

 前出のグリーン氏は、3万8000年前のネアンデルタール人の集団が小規模だったという主張について「想定の域を出ない」としているが、それでも「この研究結果が出る前に比べれば論拠のある主張だ」としている。
(以上全文抜粋 national geogaraphic)


・・・補足
・・・以前はDNA検査の結果、ネアンデルタール人と人類の交配があると認められた、とういうニュースだったと・・・たしかそうだったとw思うんだけど。。。上記抜粋のごとく、どんどん話は交配無しで進んでる模様だw。













(8)人間によく似た人間で無い者とで子孫を残した僕ら人間は、その後さらにインドにも拡がった。

5〜6万年前と言えば、西暦2000年の2000年間×25回〜30回ぐらいしかない最近の出来事だ。

その5〜6万年前、インド大陸にも、僕ら人間(ホモサピエンス)は住み着いていた。それは僕ら人間(ホモサピエンス)が、人間とよく似た人間でない者と交わった後段階だった。という訳で、アフガニスタンからさらにインド大陸まで僕ら人間(ホモサピエンス)は広がっていた。インド大陸は寒冷の国アフガニスタンよりもずっと暖かかった。アフガニスタンでは寒さのあまりか、北方に棲む人間によく似た人間でない者と交わったせいか、青白い顔をしていた僕ら人間(ホモサピエンス)も、インドでは暖かいので小麦色に日焼けしていた。髪の色も黒々としていた。

この時インドあたりにいた人間(ホモサピエンス)が後のアジア人になる、と思うw。この頃インド大陸の南部、紅茶で有名なセイロン島付近のインド大陸で使用されていた言語は、現在の日本語の元になった。

(9)たった4万年前、人間(ホモサピエンス)はヨーロッパ大陸へと、アフガンから西に旅立った。

4万年前と言えば、西暦2000年の2000年間×20回という非常に最近の出来事だ。この頃氷河期の寒冷が一時的緩和された。氷の世界が、アフガニスタンより北に広がっていたのだけど、この時期、氷の世界が北上したのだった。そこでアフガニスタン付近の大集落の僕ら人間(ホモサピエンス)は、ネアンデルタール人その他の人間によく似た人間でない者と交雑した後だけれども・・・ゆるんだ寒気を突いて、アフガニスタンよりも北へと北上した。そして、コーカサス山脈あたりに大集落を作った。この時にコーカサスあたりへ行った連中が、現在の白人になった。

その後、氷河期は、長期間の内には、ぶりかえしたり、暖かくなったりしたが、その間隙を突いて、アフガニスタンあたりの連中は、ヨーロッパ奥地へと広がっていった。ところが、また彼らはヨーロッパでもいくらかは、ネアンデルタール人などの人間によく似た人間でない者と出会い、そこでまたいくらかは交雑した。

ネアンデルタール人は、我々がまだ人間になっていない頃の60〜80万年前には、我々人間と同じ種だったが、その60〜80万年前に既に東アフリカを離れて、寒冷な中東や、極寒のヨーロッパに拡散していた。しかし彼らは氷河期の極寒によって、その人口というか・・数を減らしていたのだった。だから、白人と黄色人種は、DNAの1.4%だったか?、その程度しかネアンデルタール人その他の、人間に似た人間でない者の遺伝子は引き継いでない。7万年前に人類発祥の東アフリカの温暖な森から旅立った僕ら人間(ホモサピエンス)の方が、圧倒的多数派だったのだ。

(10)白人の毛・ひとみ・肌の色は、人間に似た人間でない者の遺伝子?

ここが疑問w。アフガニスタンの大集落から緩んだ氷河期の寒気を突いてコーカサス地方に北上した人間(ホモサピエンス)の部落。コーカサスあたりではさらに、人間によく似た人間でない者に遭遇したんじゃないかなあ。獲物の動物の生息域には必ず人間によく似た人間でない者がいた筈。その獲物の生息域を探して、えっちらおっちら北上する人間(ホモサピエンス)。

ネアンデルタール人は、顔がゴリラっぽい程度、体がとにかくデカい、喋れない歌えない、程度の差しかない。焚き火もするし狩にも生活にも道具を使う。それを見た人間(ホモサピエンス)の男性諸軍は、おそらく未開な人種程度にしか思わなかった。だから攻め込んで支配する対象にしたんじゃ。ネアンデルタール人のメス(女性)なんかはオス(男性)よりは体躯も小さいだろうし、当時はキリスト教の一夫一妻の戒律もないし。奴隷にしてどんどん子を産ませたことだろうと思う。

人間によく似た人間でない者ネアンデルタール人や、その派生種は、60万年〜80万年もの遠い昔に、アフリカを出て寒冷なアフガン、その北のコーカサス、ヨーロッパに住み着いていた。氷河期の寒冷化が激しくなって絶滅の危機に瀕したりしている程に、暗黒の寒冷地に長い期間住んでいた。人間がそれと交わって共通の子孫を残すプロセスの中で、青い目や金色の髪の遺伝子的素養を貰ったのでは。これが疑問なんだ。大量交雑では、色の濃い遺伝子と色の薄い遺伝子の本来の優性遺伝劣勢遺伝の力関係おかまいなく、民族の体の色合いは変化する。

ドイツ人はゴリラみたいなごっつい顔つきだ。北欧人は非常に背が高い。別件だけど、北の寒い地方の動物は一般に肉食化して巨大化する。ヒグマ・シベリアライオン・シロクマ・肉食ではないけど巨大化したマンモス。同じく人間にもそれは言える。
ところがもともとネアンデルタール人の特徴も、巨大・ゴリラっぽい顔、肉食・・。やはり白人の体型等は交雑の遺伝の結果か?

当時インドに住んでいるアジア人(モンゴロイド)も同じく、中東エリアやインドでネアンデルタール人やその派生種と交雑した。だからなのか、そうではないのか不明だけど、とにかく肌が褐色というよりはもうちょっと白くなった?。

そしてアジア人(モンゴロイド)は、ヨーロッパ地方西部の、人間によく似た人間でない者と交雑をしていない。。。。

(11)日照不足と青い目の関係

氷河期は寒さの度合いを強めたり弱めたりした。氷河期で氷の世界になっている南限界線も北上したり南下したり。ある時代のヨーロッパは氷に閉ざされ、ある時期は寒さが緩んだ。空を覆う分厚い雲は昼も地表を薄暗くし続けた。

寒さを避けるため洞窟にすむ人間(ホモサピエンス)(人間によく似た人間でない者と交雑をしているが)は、太陽光線によるビタミンBの生成をする事を不可能にされ、ビタミンB不足から、背骨が曲がり、大たい骨が大きく湾曲した。歩けなくなり、そのうちには死んでしまった。骨が歪んで出産が出来なかった。目の青い者は、強い日差しには弱いが、薄暗がりの昼間でも目がよく見えた。肌や毛の白い者は、骨が湾曲して死んだりしなかったし、女性ならば出産も出来た。

当時のヨーロッパは、人間によく似た人間でない者はほんの少ししか生きておらず、これを人間(ホモサピエンス)の部族が吸収合併しても、人間はほんの僅かしかいなかった。寒さが厳しくなれば、人間のほとんどが死に絶え、ほんの一握りの人間しかヨーロッパで生き残っていないという時代も、珍しくはなかった。

そして、すっかり氷河期が終わった時代、ヨーロッパ北部に居た人間は、ひとみが青く、髪は金色で、肌はベージュというよりは普通に白かった。

人間によく似た人間でない者との交雑が原因でそうなったのか、寒さにより一部の人間を残して殆どが死に絶え、そしてその限られた遺伝子から再び大人口に増えた事によるのかは分からないw。

(12)一説によると当時ヨーロッパでは金髪青い目の女性を珍重する風潮があった。

白い色を神聖な色として好む風潮があった。そのため、青い目・白い肌・金色の髪の女性は珍重された。このため民族単位で形質が青い目・白い肌・金髪に変わっていった、という説があるけど、この説はあやしいかもしれない。当時は女性の地位なんていうもののない、暴力と略奪の時代。一夫一妻制の戒律もない、力の時代。近傍の村を襲撃して略奪し男子は殺して女子は奴隷にして拉致する時代。人間が殆どおらず労働力も不足な時代。子供の死亡率も極めて高い。肌が黒かろうと、髪がダークカラーだろうと、ゴリラ顔だろうと、あらゆる女性は子を産ませられ続けたに違いない。だから、この説はありえないと思う・・・

(13)5〜6万年前インドに住み着いていた僕らアジア人は、インドから2手に分かれて東へ拡散した。

インドととなりあわせのアフガニスタンあたりに割拠していた部族は、北方のコーカサス山脈で白人となり、そしてヨーロッパ大陸を現在のイギリス・北欧方向へと居住の地を拡大させていった。

そのアフガニスタンと隣り合わせのインドに割拠していた部族は、現在のアジア人だ。インドからアジア方向へ居住の地を拡大させる。このインドに割拠していた部族は二手に分かれた。一方は、大型の獲物を求めて、まっすぐモスクワ方向へ北上した。雪と氷に閉ざされた暗黒の世界だったが、マンモスや大鹿などの大型の獲物がいたので、その獲物を求めて北上した。これが今のモンゴル人・中国人・日本人だ。モスクワ付近からは、無人シベリア鉄道ルートや、無人シルクロードルートを通り、獲物を追い続けて東へ移動した。

モスクワあたりから西へ行けばヨーロッパ大陸があるが、何故かそちらへは行かなかった。暴力と略奪の時代だった。西へ行けばヨーロッパに展開するアフガニスタンからの連中と争いになる。だからなのか、人間が存在した歴史すらもないシベリア鉄道沿いモンゴル方向へと、マンモスを追って移動する。マンモスや鹿がいるだけで、あとは完全な氷と雪の世界の旅だった。

インドに割拠していたもう一方の部族は、温暖な気候の木の実や、川魚、海岸の貝を求めて、ミャンマー・タイ・マレーシア方向へと部族の居住の地を拡大させた。一方、中東から安住の地を求めて後追いで移動してくる部族もいたが、狩場はアジア人に占領されていたりした。暴力と略奪の時代だった。彼らはアジア人の居住国をそのまま通りすぎてさらに未開拓の南方を目指し、オーストラリアに到達した。アボリジニーだ。

(13)日本はユーラシア大陸の終着点、そしてアメリカインディアン

インドに割拠していた部族は、一手はモスクワへ北上し、シベリア鉄道ルートでモンゴルに入った。モンゴルから今度は南下して中国・韓国・日本へと渡った。

もう一手は、温暖なミャンマー・タイ・ベトナムと南下し、マレーシアやフィリピン諸島に住み着き、そこから北上して、中国・日本へと入った。

最終的には、出発してから気が遠くなるような時間を経て、2手に分かれたインドの人間(ホモ・サピエンス)は、日本で出会ったのだった。

日本人の場合は、関東から北は主に東南アジアを経由して日本にたどりついた民であり、関東以西は主にモンゴルから中国、そして韓国を経由して日本にたどりついた民だ。前者は縄文人、後者は弥生人だ。だから、東南アジア経由の人間の特徴である湿った耳垢を持つのに、毛は薄く体臭が無い、という矛盾した遺伝的形質を、大多数の日本人が持っている。

はるか北方モンゴルからは、アジア人(モンゴロイド)が海峡を渡ってアラスカへ入り、北米へと移動した。また一説によれば、フィリピンやマレーシアあたりから船に乗って南米へとたどり着いたアジア人もいると言う。いずれもアメリカインディアンや南米モンゴロイドとなった。

(14)アフリカ

人類発祥の地である東アフリカの森から移動しなかった人間は、そのままアフリカに残り、アフリカ中部から南部に展開して割拠した。彼らは肌の色が黒い民族へと変化し、黒人となった。黒人は、北方のネアンデルタール人やその派生種の人間そっくりの人間でない者の遺伝子を引き継いではいない。当初の人間の原型だ。しかしアジア人白人バーサス黒人の、遺伝子の違い(つまり人間そっくりの人間でない者の遺伝子の比率)は、ほんの1.4%程度しか無い。概要100%近くはほぼ同じ遺伝子構成なのだった。

(14)ユーラシア大陸全体に人間が定間隔で点在するようになると

例え、東アフリカから世界中へと展開する旅においての仲間でなかったとしても、隣の国や部族ともなると、嫁のやり取りをしたり、侵略して併呑したりして、どんどん混血する。だから今現在の所、地域をまたいでいく毎に、グラデーション的に、血統的な意味での人種は変化する。

例えばアフリカ人としてイメージする民族とは、主にアフリカ大陸の中南部の民族だ。アフリカ北部に行くと、白人と混血していたり、アラブ人と混血していたりして、ヨーロッパ、中東イスラム圏へと続くグラデーションの中間色だったりする。ごった混ぜの北アメリ南アメリカにもなれば、肌は黒人だけど瞳はブルーだったりする。

東南アジアでも、ミャンマー・タイ・ベトナム・フィリピン・台湾・中国・日本と移動するにつれ、おおまかにはグラデーション的に肌の色が白くなっていくような気がしたり。

これらは近年の非常に平和で自主的な混血高配だ。

さらに、昨今の人間は、勢い盛んな民族は他国を侵略侵入して、他国の人間を先住民と規定して、居住エリアを広げていく。混血も発生する。

イギリス列島はもともとヨーロッパ全体に拡がっていたケルト民族が住んでいたが、彼らを先住民と規定して、ある時代には、北欧やドイツの民族が南下して侵略移住し、ある時期はローマ帝国が侵略して移住し、ある時期はノルマン民族(フランス)が大挙して移住した。北アメリカのインディアンとカウボーイや騎兵隊の先住民闘争は言うまでもない。日本では南経由のアジア人である縄文人を夷と呼んで、モンゴル韓国中国経由の弥生人の長である朝廷が征夷大将軍を選んで武力侵攻し移住混血した。オーストラリアの先住民アボリジニを傍目に白人はオーストラリアにも侵攻移住した。第二次世界大戦前のフィリピンやその他東南アジアは白人の植民地になっていて現在は独立しているが、これも「先住民」の人口が少なければオーストラリアのようになっていたかもしれない。アジア人の先祖の人が割拠していたインド大陸は、紀元前1500年?前後だったけ、その頃に、西方のアラブ諸国から大量に侵入されて、今現在のインド人が混血の結果も含めて存在している。ドイツ軍が第二次世界大戦でフランスのパリを占領した時には、その直後パリの街は大量のパリジェンヌの妊婦が発生し、父親のいない子がたくさん生まれた。ちょっと前のセルビアチェコスロバキアの戦争では、セルビアは戦争前は隣町の隣人だった女性達をひっとらえて従軍慰安婦にしてしまった。これらに比べれば米軍の中東での戦争はおとなしい方のように思えてしまう。注:要するにこれだけ人類の歴史や行動は非道だったっていうだけw

上述はあくまで例に過ぎず、人間の行動の過去の野蛮な時代の本質を挙げるものに過ぎない。ただ、このようにして、近年では、活発な軍事政治経済目的のため、往年の帝国主義のため、7万年前〜3万年前の人種と生息域との関係とは、まったく異なる環境へと変化した歴史があるという訳ですなw

こうなると血統的な意味での人種も百花繚乱だ。鼻や目などの顔の作りは黒人そのものなのに、肌が真っ白で、目が青い女性もいれば、黒人なのに目がグリーンの女性もいる。日本人だって、昨今の高齢化社会対応や農家・地方の嫁取りでフィリピンなどから大量の嫁を呼んでいて、さらに混血している。グローバル化の時代になれば、どんどん混血が進むかもしれない。遺伝子的にはこれが健全な環境なのかもしれない。

混血はいずれにしても非常に平和的な世界、助け合い思いやりの世界でもどんどん、交通距離の近い所、精神的距離の近い所、利害関係が合致する所で、進む。有史以前の状況、第二次世界大戦やそのしばらく後の戦争の時代のようような、侵略等は論外笑止であることは言うまでもない。言うまでもないことだけど、上記を読んでのおかしな勘違いはいけませんw。



(15)ポイント各論


1.なんで人間は、こうも移住せねばならなかったのか

狩猟しか主たる食料調達の方法がない農耕が存在しない生活では、巨大集落、巨大都市、巨大人口は作れない。獲物っていうのは獲れるときもあるが獲れない時も多い。子供の死亡率も極めて高くなる。人類がその人口を急激に伸ばしたのは一重に穀物の農業生産が原因だ。日本人なら分かると思う。日本で人口が急増したのは弥生時代弥生人が大陸の米作文化を持ち込んでからだ。それまでは海辺でアサリを取ってドングリを食べて生きてきた。子供が次々に飢え死にした。穀物農業が存在しなかった。穀物農業による生活とは、お茶漬け、おにぎり、お漬物とご飯とお味噌汁、つまり米さえ食ってりゃOKの食生活だ。米に味がちょっと付いてればそれで大丈夫。野菜も肉もカルシウムも必要ない。狩には狩場の縄張りが必要だ。10km四方のエリアで何人を養う狩猟が出来るかと言えば、穀物農業の足元にも及ばない。土地利用に対してもっとも効率がよいのが穀物農業だ。でなければ牧畜農業だ。日本の縄文人も、7万年前の人類も、ふつうの大規模農業をしてなかった。とは言え、もともと、狩をする事によってサルとしては異例の肉食獣化を遂げた事により、二足歩行もあいまって、人間は脳が肥大し、現在の知性を獲得したようなので、このあたり功罪相あるところだろうけど。

農耕の村なら100人の村→200人の村→1000人の村→1万人の国と変化する事が出来る。農地さえ拡大させれば食料不足の問題としては全く平気だ。が、狩猟となると話は違う。100人の村が200人の人口へ増えると、部族を分けて新しい狩場へと移動していかなくては、食料供給が成り立たない。半径数十キロ範囲の行動範囲に獲物では足りないからだ。1万年前まで氷河期だったという点も重要だ。氷河期では麦も米も作れない。どちらも温暖な気候を必要とするからだ。

2.人口はどの程度だったのか?

麦作稲作が無かったということが理由であろう、人間の有史が始る直前の段階、数千年前の地球でも、全世界の人口は、今の東京都の人口の3分の1しかいなかった。全地球の人口が、たった400万人だった。比較すると仙台が90万人、広島が人口120万人。つまり数千年前当時の地球全体の人口が400万人。4万年前の地球、7万年前の地球の人口など言わずもがな、絶滅危惧種的な世界以外の何ものでもないんじゃないだろうか。人類はみな兄弟だ。

このわずか400万人が数千年ぽっちで7億人に増えたのだから、まさに!「人類はみな兄弟」。ホントに全人類が親戚と言っても過言ではない。東アフリカにしか人間がいなかったころは人口は何人だったのか?、おそらくみな親戚だったのではないだろうか。もしかすると、数千人?。地球の人口は数千人?、地球の人口が数千人!人口の数はいずれにしても、どの程度の人数かのイメージはわかって貰えたと思うけど。その人口が世界中に分散していた、っていう状況は、まるでSF映画だ。バイオハザードで滅亡させられ生き残ったほんの僅かな人間が、世界のどこかで隠れ住んでいる。それだけしか人間は生き残っていない・・みたいなw

3-1.なんで言語の違いや方言が出来たのか。

農耕が始まったのは中国で15000年前、メソポタミアあたりで9000年前と言われるが、日本では弥生時代からだし、だいたいヨーロッパは10000年前まで氷河期だ。地球上の人間が人口として核兵器で滅亡後の地球などのSF映画ばりに「疎」であったことは、間違いないし、この頃には既に言語はエリアによって全く違うものだったと思う。つまり数万年掛けて、別の言語へと言語が変化していったが、それは「地球全体の人口がSF映画的な”疎”であった」ことが、当初の言語分けの大きな理由ではないだろうか。

今でさえ、カナダは英語とフランス語が公用語。フランス語も正式な国の言語なわけだが、カナダでフランス語を話すひとに言わせれば、フランス人が分からない言い回しがあれこれとある、とのこと。つまり、200年で言語が変わってきた訳だ。そういうことではないだろうか。。

3-2.日本語系統論と日本語の起源についての僕だけの個人的意見

ウィキペディア・日本語の起源
ウィキペディア:大野晋
以下はなんと言っても僕だけの個人的考えなんだけど、、、、日本語の起源を探ろうとして朝鮮語やアルタイ語、中国語その他のアジア言語やインド言語と、単に比較するだけに留まりながら、その範囲内の比較言語学上の比較手法を取り沙汰するに留まってる日本語系統論ならば、僕達一般人からそれの研究結果を見れば、この上なく頼りない学問だと断定せざるを得ないと思うんだ。

日本語言語学者が、中国と日本語とアルタイ語朝鮮語アイヌ語と沖縄語を、なんらかの学問上主要説に該当する比較手法で比較する・・・「う〜ん、ここは似てるなあ」「単語は似てるけど文法が違うなあ」などなどと。それってどこまで意味あんの?って思うんだ。

今現在の日本語なんてどうだろう、カタカナの英語起源の用語ばっかじゃんか。IT系なんか凄いぞ、結構英語だって読めちゃう。2000年後の日本人が、日本語の起源を調べた時に「おおー、日本語っつーのは英語起源だぞ、文法のやや似ている部分があるぞ。ポルトガル語オランダ語も若干混ざってるな」なんて言ってたら、どうするっつーんだ、と。

やはり一般人の僕としてはなんだけど、今後の言語学者は、このページが僕がやっているような人間の移動の歴史を抜きにして、DNA分析による民族の分岐の研究を抜きにして、日本語の起源を語って欲しくはないんだよね。いくらなんでも厳しすぎるかなw。ただ、ここ昨今DNA分析の技術力が、ここ数年間だけでも破格の能力向上を果たしているんだからさw。
逆に言うなら、DNAや遺跡発掘などの民族移動の研究が成果を挙げてくれるんならさ、言語学による日本語の研究自体が全体で言えば不要でしょ。存在価値すら無い・・・とは言いすぎでw。いや、逆にこのページでやってるような民族移動の世界と完全にリンクした形で言語学上の比較言語学をやって日本語の起源を議論してくんないとさw、単に「中国語と比較すれば・・アルタイ語を学んで・・・」じゃトロすぎかとw。DNA解析結果と相反したら、即座にDNA解析結果に軍配あがっちゃうだけなんだと思うよ。言語は人と人との動きによってのみ、存在する訳。人間以外は人間の言語を使わないんだし。

僕があくまで個人的に比較言語学者に望むのは、白人と黄色人種東南アジア侵攻組と黄色人種シベリアモンゴル方向侵攻組の3分岐をした時点で、そんな物凄い遠い過去の段階の、言語がいつ分かれたか、どこの地理的エリアで別れたか、という事を、言語学者から教えて欲しい。なんつってもさ、それこそが真の日本語の起源でしょ。そっからは単に他の言語と混ざったり、方言化しながら日本語へと変化して進んできただけじゃんか。

要するに、黄色人種東南アジア侵攻組と黄色人種シベリアモンゴル方向侵攻組が使ってた2つの言語が日本語の起源な筈。または、白人と黄色人種が別れる直前の言語に日本語の起源がある筈で、中国語や朝鮮語、アルタイ語は後付けではないんでしょーか。。。。と思うんだよ・・・

日本語の起源っていうのが、らっきょうってだけだと、たよりないよね・・。外から皮を剥いていく訳です。英語って皮を剥いて、オランダ語って皮、ポルトガル語って皮、中国語って皮、朝鮮語って皮、東南アジア語って皮・・・剥いていったら、中心には何も残らなかったとw。でもいろんなコトバや単語だとかを輸入する前の言語があったはずなので、東アフリカ起源で中東インドあたりだろうか、そのあたりで白人と黄色人種に分岐したと、その時から変化しつつも日本に上陸したあたりの言語、それが元の言語の筈ですかw、そこが疑問点なんだよ・・・・

3-3.あくまでもぼく個人でいえば否定されてる大野説が好きだよw

要するにインド南部ねw。単語の類似もすっごくリアリティがるしねw。

だいたい言語は5万年前でも4万年前でも、変化は確かにすっごいものの、その時代その時代の人達は今と同じく後生大切に、その言語を使ってきたと思うんだ。だったら、日本まで到達したやつらも、もともとアフガニスタンやインドあたりにしか白人・黄色人種がいなかった頃の言語をベースにしたまま日本に到達してたって不思議じゃないよなw

あと言語じゃなくてさ、肌や瞳や髪の色で言えばさ、モンゴロイドって不思議なんだよなあ。モンゴロイドの毛は真っ黒でしょ。アフリカにいた頃は褐色さ。肌は白いでしょ、日焼けすれば褐色。目は褐色から黒でしょ。暑い所にいた事もあり、寒い所にいた事もあるってことなんだよね、たぶん。とは言ってもさ、モンゴロイドに変化し終わってから、東南アジア沿い日本方向ルートと、シベリア鉄道沿いモンゴル方向ルートとに分かれて進んだって事はさ、2手に分かれる前の段階で一旦暑い地域で長く暮らして、真っ黒な髪、真っ黒な瞳になったって事だよねw。当然黒くなるその前段階は、一旦、肌が白くなってたんだよ、寒い地域に長い時代を生活しててさ。

この寒い地域はどこで、この暑い地域とはどこなのか。それがアフガニスタン(氷河期寒冷)、インド(南方亜熱帯)なんじゃないかと思ったりもするんだよねw。この段階で既に黄色人種になってしまっていて、その後に、2手に分かれてシベリア鉄道沿いモンゴル方向に旅立ち、もう1手は東南アジア沿い日本方向へと旅立った。これなら分かりやすいよなw

だから、大野さんの日本語の南部インド起源説がすっごいリアリティあるんだよw。日本語の比較言語学者さん達には是非ぜひ頑張って頂いて、そこのあたりを解明してもらいたいw。


4.金髪青い瞳白い肌の民族は人為的的操作によってできた説はあやしいと思うw

ヨーロッパでは、褐色の瞳毛肌の人間は、人為的に繁殖を許されなかった、だから死滅した、という説。僕がこんな仮説を立ててみた。

あるとき氷河期のヨーロッパの部落に、金髪・青い瞳・白い肌のアルピノの男子が生まれた。最初の遺伝子的突然変異だった。雪の多いこの地方では、白という色自体が宗教的に神聖な色だった。村人達はこの男の子を神の使いとあがめ、この子が成人すると村の王とした。村の王となったアルピノの男子は、今後は村の女性の全てに自分の子を産ませて、青い瞳・金髪・白い肌を増やそうとし、部落の他の男子に対して、全員に生涯独身を強要することを実行した。まるでサル山のボスザルみたいなw。その後数代、数十代に渡って、金髪・青い瞳・白い肌でない者は子を成してはならない、という掟が、白人の形質を持つ王族によって強要された。金髪・青い瞳・白い肌の村が形成された、民族が出来上がった。・・・という仮説だ。

このような人為淘汰説は、そんなことで国や村が治まるものかおおいに疑問が沸く。王様以外の男は子を成してはならないだなんて、そんな事例を聞いたことがない。だいたいすぐに反乱が起きて、その王様は殺されてしまうだろう。中世ヨーロッパの「初夜権」より数倍も非道い。白人としての形質は、ダークカラーとの交配によって、消滅しやすい。いかに金髪碧眼の王様がせっせと一人で、ダークカラーの女性とで子を成したとしても、全員金髪碧眼の民族に成長するまでは、極めて遠い道のりで、途中で挫折するんじゃないだろうか・・。

ヨーロッパの説では既述のように逆の話もある。男が人為的に余らされたのではなく、女が人為的に余らされた、という人為説。白い色が神聖な色とされていたので、金髪碧眼の女性がもてはやされ、ダークカラーの女性は、子供を作らせてもらえなかった。しかも男が狩りや戦争で大量に死んで、男の数が少なかった・・そこで、金髪碧眼の民族が出来上がった、・・という人為説。しかし、それもあり得ないと思う。歴史的に、人類は一夫多妻であって、異民族の女を妻の一人に加えることは喜んでやってたとしても、女を余らせてしまう事はない。中国の皇帝は3000人の妻を持ったとか持たないとかw。

髪や目や肌がダークカラーでも、どんどん子供を生ませてしまう。目が見えなくて狩りに行けない男も、持てるだけ沢山の妻を同時も持ってどんどん子供を増やす。それが過去の歴史だと思う。だから人為説はあやしい。ましてアフリカの黒人。つい最近まで原始的な暮らしをしてた彼らが、人為的に褐色肌褐色髪褐色瞳の人種から、黒色人種へと変化をしたのだと、思える?僕には思えないw。

5.「いわゆる突然変異」的ななりゆき、はありえないと思う。

1ウィキペディア 金髪

僕の疑問点の中核なんだけど、まぁ普通に褐色とかこげ茶色の髪や瞳の人々の部落に、あるとき突然アルピノっていう病気を持つ子が生まれたとして、その後そこからそれが遺伝的に拡がって・・・・・・というのはムリが大きいと思う。いずれにしても、薄い色は遺伝する時に、濃い色に負けてしまいがち。大規模に部落全員や民族の姿を変えてしまうのは非常に苦労せねばならないと思うので。白人の形質によって獲物が獲れたとか、白人の形質だと肉体が強かったとか、「だから」褐色の人は弱いから淘汰された、とかそういうのはあやしいと思う。

6.僕の中でリアリティがあるのは、例えばこういうイメージだ。

以下が僕の非常に個人的なイメージです

ヨーロッパ全体の人口は5万人だった。ヨーロッパ全体で400人の人間にそっくりの人間でない者がいた。60万年〜80万年厳寒の地で暮らしてきた人間そっくりの人間でない者たちだ。これは少数だった。

ある人間そっくりの人間でない者の部族は、北方に棲んでいて、金髪碧眼白い肌で、部族は全員で20人だった。金髪碧眼の人間そっくりの人間でない者は、ヨーロッパ中でもこの20人だけだった。60万年〜80万年かけてこのような色になっていた。

寒さと食料不足で人口が減っても増えない氷河期だった。その青い目金髪の人間そっくりな人間でない者の集落の近くには、人間の北方部落60人があった。人間の北方部落はたまたま近くにあったから、金髪碧眼の人間そっくりの人間でない者たちの部落を強襲した。男は皆殺しにし、女だけ9人を拉致して人間部族に組み入れて子を産ませた。その人間部族はその後60人30人90人15人40人30人と、人数を増減させながらもなんとか生き残った。何世代か経つと、その人間部族の大多数の人間が金髪碧眼白い肌になっていた。

その後氷河期の寒冷の度合いが再度強くなり、ヨーロッパ中の人間の大多数が一旦死に絶えてしまった。その金髪碧眼の人間の部落は数を3分の1に減らし20人になったが、北方ヨーロッパに他部族から孤立する形でなんとか氷河期を生き残った。部族の中で生き残っていたのはたまたま金髪碧眼の人間ばかりだった。

氷河期は再度後退しいくぶんか温暖になっていった。一定期間の時代の変遷の間、北方に孤立した形で金髪碧眼の人間民族は時代を過ごした。何時代か過ぎた時、北方ヨーロッパには、単純増殖で人口を増やした金髪碧眼白い肌の巨大部族が出来上がっていた・・・

7.天然の金髪はアボリジニーにもいる。馬にも青い目がいる。

アボリジニにはちかごろの時代の白人との混血でない金髪がいる
ぐーぐる画像検索:アボリジニ ブロンド
アボリジニの金髪について、三大民族とは異なる特徴

馬にも青い目の馬がいる
ぐーぐる検索:馬 青い目
ぐーぐる検索:馬 ブロンド

つまり、青い目や金髪っていうのは、そもそも大型哺乳類にとってもあり得る選択らしいんだ。

8.細かい遺伝的形質の事なら、それは非常に簡単に変化していくよ

ロシアで1950年代から現在まで60年間持続されている遺伝の動物実験がある。もともとはドミトリ・ベリャーエフが始めた。キツネを延々飼ってる。当初は若いロシア人女性研究者がお世話役だったが、今やすごいお婆さんなんだけど、まだやってるw。

キツネを1群れほど個別に金カゴに入れて飼育する。最初はランダムに交配させて子ギツネをたくさん産ませる。その子ギツネから、警戒心強い・攻撃心強い・防衛本能強い・人間に慣れないタイプと、警戒心薄い・攻撃心薄い・人間に慣れやすいタイプとに分ける。警戒攻撃心が強く人間に慣れない子ギツネ同士で交配させる。警戒攻撃心が薄く人間に慣れやすい子ギツネ同士で交配させる。

次世代の子ギツネも、次々世代も、次々々世代も、同様に警戒攻撃心が強く人間に慣れないキツネ同士で交配させ、警戒攻撃心が弱く人間に慣れるキツネ同士で交配させる。延々これを50年間やってるロシアの研究者のお婆さんがいる。60年延々それを続けてキツネの群れの進化と変化を観察してるんだ。

延々60年世代交代した今、キツネはどうなっているかと言うと・・・攻撃的で人間を警戒するグループのキツネの子孫は凄い。人間が金カゴに近づくとギャンギャン噛もうとするし、決して人間に親しみを覚えない。攻撃性が無くて人間を警戒しないキツネの子孫グループのキツネは、まるで人間によく育てられ、よく調教された犬のように人間に慣れている。特に調教もしないのに。名前で呼ばれると寄ってくる。

攻撃性が無くて人間を警戒しない現在の子孫ギツネグループは、耳が「たれ耳」になっている。体毛が直毛ではなくカールした巻き毛になっている。ブチ色になっている。60年前に捕獲して研究所で飼育を始めた研究所内先祖のキツネには、たれ耳、巻き毛、ブチ色は存在しない。60年前タネになるキツネを捕獲した山の、同種族のキツネにも、たれ耳、巻き毛、ブチ毛は存在しない。山からキツネが降りてきて研究所の金網の中で個別に飼育されるメスギツネに夜這いを掛けたwということはもちろんあり得ない。現在の研究所内の子孫ギツネの、攻撃的で警戒心が強く人間に慣れない子孫ギツネグループには、全くたれ耳や巻き毛・ぶち毛は存在しない。

キツネたちの体格は小さくなり、よく遊ぶようになり、尻尾を振り、犬のように吠え、そして毛の色に変化が現れたとのこと。中には青い目をしたキツネも生まれたという。

いわゆる「突然変異」として説明するには余りにも出来すぎた進化の状況があるらしい。性質がおとなしく人間に慣れるキツネの群れは、勝手に、愛玩犬のようになってしまった。もちろん遺伝子が変化したということをディテールで説明するなら、キツネにはあり得ない「たれ耳巻き毛」は突然変異以外の何者でもないけれど、ここではそれ以上の変化がある。

(参考資料)
8〜10世代目で毛の色がかわり、15〜20世代目で足や尻尾が短くなりはじめ、40世代目には、名前を呼べば来るほど慣れた犬のようなキツネになった
アドレナリンレベルが格段に低くなっていることが分かったそうだ。アドレナリンの低さが従順さに繋がり、またアドレナリンの生化学的経路と関連のあるメラニンの影響によって目の色や毛皮の色が変わっていった
家畜化されたキツネには野生個体には見られない黒い毛が現れる、この黒い色はメラニンの蓄積によるものだ。メラニンの前駆体であるアミノ酸のチロシンは、ドーパミンや攻撃衝動をもたらすアドレナリンといった神経伝達物質の合成にも使われる。この事から、 行動をコントロールする化学物質の発現量や代謝経路の変化が、メラニンを副次的に増やし、黒い毛色を生じさせた

これは交配を、もともとの群れの中のキツネ同士でのみ続けた結果だ。その他のキツネの遺伝子も、キツネと交配可能な動物の遺伝子も、一切無い。それがわずか60年で、あの警戒心が強く人に懐かない野生のキツネが、姿かたちまでも犬に変わった。

巻き毛だとか、ぶち色だとか、瞳がブルーとか、たれ耳とか、細かい点の哺乳類の変化のしやすさは上記の通りだけど、大きな点で言えば、金髪白い肌青い瞳の人種がどうやって出来たか?についても、なだらかに、自然に、いつのまにか、変わっていた・・・としてもおかしくはないような気もするんだよ。寒さによる淘汰だとか、異種交配とか、ましてや突然変異が劣勢遺伝の逆境を押して多数派になったとか、風潮として金髪青い瞳の女性が好まれて、ブラウンのつややかな髪の美女は子を生ませて貰えなかったから、とか、そういう事が僕には眉唾に思えてしまうんだ・・・。

1.人類の初期の歴史についてNHKの資料を元に検証してみよう!

まずヨーロッパの事なんだけど。。。


以下抜粋
今からおよそ5億年前、ヨーロッパは一つの大陸ではなく、離ればなれの状態で南極の近くに位置していた。離ればなれの陸地は、地下を流れるマントルに引きずられ少しずつ移動し、やがて衝突した。そうやって何百万年もかけて移動と衝突を繰り返した結果、陸地がつながり、一つの巨大な大陸が誕生した。この時の衝突で、カレドニア山脈やウラル山脈が生まれた。

ヨーロッパ大陸はその後も移動を続け、3億年前には赤道付近に達する。赤道付近の暖かく湿った気候のもと、世界最初の森が生まれ、その森は、やがて大陸全体を覆い尽くした。
しかし、その巨大な熱帯雨林は、2億5千万年前にはヨーロッパから姿を消すこととなる。その頃、地球上に存在していた全ての大陸が一つになり“パンゲア大陸”と呼ばれる、とてつもなく巨大な大陸が誕生した。そのパンゲア大陸の一部となったヨーロッパ大陸は、海から遠く離れて雨も降らなくなり、熱帯雨林は全て枯れ果ててしまったのである。
何千万年もの間、砂漠と化していたヨーロッパ大陸に劇的な変化が訪れたのは、およそ2億年前。パンゲア大陸が分裂を始め、ヨーロッパに再び海が誕生した。命を吹き返したヨーロッパ大陸。やがて、恐竜による支配が始まる。そんな中、移動を続けていたヨーロッパ大陸は、現在の北アメリカに当たる部分を切り離し、その結果、大西洋が誕生した。

BS朝日

以下抜粋
およそ6500万年前ユカタン半島に隕石が衝突し、その影響で恐竜は絶滅した。(注釈・今まではティラノザウルスとステゴザウルスwの時代だったわけ)6500万年前より、その代わりに地上で繁栄してきたのが、ほ乳類。

何億年もかけて少しずつ形を作ってきたヨーロッパ大陸。その完成が近づいていた。ヨーロッパ大陸を最終的に完成させたのは、アフリカ大陸による圧迫であった。アフリカ大陸による圧迫で、ピレネー山脈カルパチア山脈アルプス山脈が誕生したのである。550万年前に地中海が誕生し、ヨーロッパの南の境界線が形作られた。これが、ヨーロッパ大陸形成の最終段階。

BS朝日

以下抜粋
800万年前人類の祖先は、森で暮らしていたサルだった。しかし乾燥が進み、森が草原になると、サルは二本の足で立って歩き始め、最初の人類、猿人になった。350万年前のアフリカで暮らしていたアファール猿人は、二本の足で直立歩行をすること以外は、ほとんどサルと変わらなかった。しかし直立歩行によって彼らはエネルギーを節約することができ、そのエネルギーを繁殖と子育てに向け、子孫を残しやすくなった。そして“手”が自由になったことで、人類は無限の可能性を持つことになった。そこに人類の繁栄の秘密がある。

BS朝日

以下抜粋
人類発祥の地は東アフリカだとされ、400万年前にはすでに初期の人類が現れていたと考えられている。その後も人類は進化を続け、私たちは枝分かれした人類の中で最も新しい種ホモ・サピエンス(現生人類)と呼ばれる。

BS朝日

以下抜粋
南アフリカのタウングから出土した、奇妙な生物の頭蓋骨の化石。解剖学の権威であったレイモンド・ダートは、この化石が人類の祖先の骨であることを発見する。ダートはこの生物を、アウストラロピテクス・アフリカヌス、アフリカヌス猿人と名づけた。
後に、猿人には2つの種が存在していたことが判明する。小柄な体つきの「きゃしゃな猿人」と、がっちりしたアゴを備えた「頑丈な猿人」である。およそ300万年前、気候の変化により豊潤な森が消滅したアフリカで、「頑丈な猿人」は植物の根を食べて命を繋いだ。しかし、その一方で「きゃしゃな猿人」は、いち早く石器を発明し、肉食を開始した。「きゃしゃな猿人」と「頑丈な猿人」の頭蓋骨の形から、我々人間の脳は、「きゃしゃな猿人」から進化したものであることが判明する。つまり、過酷な生存競争に勝ち残り、我々の祖先となったのは「きゃしゃな猿人」だったのだ。

「きゃしゃな猿人」は、石に細工して動物の骨を砕き、骨髄や大脳を取り出して食べていた。肉食を始めたことで、栄養価の高い食事がとれるようになり、結果として、それが猿人の大脳の発達を促したものと考えられる。道具の発明、食生活の変化、大脳の発達、この3つの要素が効果的に作用し合い、さらなる進化への土壌が整えられたのである。

BS朝日

以下抜粋
70年代、ケニアで類人猿の頭蓋骨が発見された。この「14/70」(博物館の分類番号)は脳がきわめて大きかったため、人類祖先の象徴的存在と見なされた。同じ頃、300万年前の類人猿の骨がほぼ完全な状態で発見された。この「ルーシー」は14/70よりも古い320万年前の年代のものとされ、二足歩行をしていたとわかった。二足歩行のルーシーは人類の祖先であるはずだが、脳の大きさは現代人の3分の1から4分の1しかない。人類の進化が脳から始まったとすれば、祖先は大きな脳でなければならないが、14/70はルーシーより100万年以上新しく、年代が合わない。

大きな脳の仮説は覆され、人類進化における最初の鍵は二足歩行だったことが明らかになった。道具の使用が食物を手に入れる方法を広げ、よりよい食生活は脳を成長させた。脳の発達は文化とコミュニケーションを豊かにし、複雑な社会といっそう進歩した文化を生んだ。その結果、脳はさらに大きく成長していったと考えられる。
生物はさまざまな環境に適応する過程で、一つの起源から二つ以上の種に分化していく。それが、適応放散である。しかし、化石を調べるかぎり、ルーシーは適応放散なく進化したように思われた。

ところが2001年、かつてケニアで発見された類人猿の頭蓋骨から新事実が判明した。顔の骨格がルーシーとは違って現代人に近いのだ。この発見により、人類もほかの生物と同様の進化を遂げたことが明らかになった。

BS朝日

以下抜粋
乾燥が更に進んだ200万年前のアフリカでは、さまざまな人類が共存していた。乾燥した草原の硬い草を食料とするパラントロプス・ボイジイ。道具を作り、頭を使って考えることにより、食料を確保する肉食のホモ・ハビリス。ハビリスより大柄のホモ・ルドルフェンシス。しかし、その頃新たに登場したホモ・エルガステルが、彼らにとって代わることになる。

BS朝日

一方、今のヨーロッパは。。。

以下抜粋
およそ200万年前、ヨーロッパを氷河期が襲った。太陽を回る地球の軌道が変化し、太陽からの距離が遠くなったため、地球が受ける太陽の光の量が減ってしまったのである。その結果、気温は急激に下がり、巨大な氷河がヨーロッパ大陸を覆い尽くした。この氷河期は、その後、ヨーロッパの地形を大きく作り替えることとなる。そして氷河期は、地形だけではなく、ヨーロッパに住む様々な生き物たちにも大きな影響を与えた。

氷河期、海水が氷河の中に取り込まれて凍ったため、海面は現在より100メートル以上も低く、当時は北海もベーリング海峡も陸地だったと考えられている。北海でマンモスの骨が見つかったことから、北海がかつて陸地だったことが明らかとなった。
[http://www.bs-asahi.co.jp/bbc/nature/na_38_01.